先日口座を開設して、現在はサブの口座として使っているTitan FXという業者の「ブレード口座」。
XMやFxProなどは、誕生からもうすぐで十年ほどが経つ大先輩ですが、かたやTitan FXは2014年に発足したばかりの新星ブローカーです。はじめは「本当に使いやすいんだろうか...」と半信半疑でしたが、いざブレード口座を使い始めてみるとその素晴らしさを実感し、今後も低スプレッドと約定速度が維持されるようならメイン口座として使い込んでも良いかなと考えています。
管理人と同じようにTitan FXを使い始めようかと検討されている方なら、真っ先に気になるのはブレード口座のスプレッドだと思いますので、今回はトレード画面のキャプチャー画像を大公開します。XMのZero口座との比較もあるので、参考材料の一つになれば幸いです。
目次
Titan FX ブレード口座とXM Zero口座のスプレッド比較
下の画像は、12月1日21:20時点でのTitan FX Blade口座(左)とXM Zero口座(右)のMT4気配値表示です。「!」という列がスプレッドになります。
両者を比べてみると、EURUSDとEURGBPとEURJPYはXM Zero口座よりもスプレッドが狭いですが、それ以外は負けていますね。皆さん大好きドル円も、XM Zeroの方が0.1pips狭いです。
「じゃあXM Zeroの方が良いじゃん!」と思われるかもしれませんが、実は...
トータルコストはTitan FXの方が安い
この記事をお読みの方なら、スプレッドとは別に掛かる「取引手数料」に関してはご存知のことと思いますが、一応説明しておきます。
Titan FXのBlade口座とXMのZero口座では、トレードする度に「取引手数料」が発生する仕組みで、その額はポジションのロットによって決まります。つまり、スプレッドと手数料を合算することでトータルコストを計算出来るのです。
XM Zero口座の手数料は、10万通貨の取引に対して往復(注文+決済)で10通貨掛かります。例えば、ドル/円で10万通貨の取引をした場合は10ドル、ユーロ/フランで10万通貨の取引をした場合は10ユーロ掛かるということです。
対するTitan FXは、10万通貨の取引に対して片道3.5ドル、往復7ドル掛かります。口座の通貨が円の場合、レートは月に一回見直され、記事を書いている12月現在は往復720円となります。
さて、この取引手数料を加味した上で、Titan FX BladeとXM Zeroのトータルコストをpips換算で比べてみましょう。口座通貨を日本円(レートは2017年12月2日現在)に統一させて計算してみました。(狭い方を赤文字にしています)
通貨ペア | Titan FX Blade | XM Zero |
---|---|---|
EURUSD | 0.84pips | 1.38pips |
GBPUSD | 1.04pips | 1.64pips |
EURGBP | 1.07pips | 1.68pips |
USDJPY | 1.02pips | 1.32pips |
EURJPY | 1.32pips | 2.13pips |
GBPJPY | 2.52pips | 2.69pips |
EURCHF | 1.53pips | 1.97pips |
AUDUSD | 1.24pips | 1.05pips |
NZDUSD | 1.74pips | 1.48pips |
AUDJPY | 1.52pips | 1.65pips |
NZDJPY | 2.22pips | 2.07pips |
EURAUD | 2.44pips | 2.86pips |
GBPAUD | 3.74pips | 3.97pips |
USDCAD | 1.42pips | 1.67pips |
CADJPY | 2.12pips | 2.08pips |
AUDUSD、NZDUSD、NZDJPY、CADJPYはXM Zeroの方が若干狭いですが、それ以外はTitan Fx Bladeが勝っています。ドル/円やユーロ/円はXMスタンダード等の一般的な口座の半分ほどで、ユーロ/ドルに至っては手数料含めても1pipsを切っているのだから驚き。
海外ブローカーでは最安水準
上の表を見ると、XMが特別劣っているように思えてしまいますが、そんなことはなく、むしろこれが一般的なECN口座の水準です。
Titan FX Blade口座のスプレッドは、他の海外ブローカーに比べ群を抜いて狭く、AXIORYナノスプレッド口座(こちらはまだ開設していません)と互角かそれ以上なので、スキャルピングにおいてはかなりの優位性を確保できます。
見せかけ極小スプレッドの国内業者よりも断然有利なTitan FX
国内の業者は更に狭いスプレッドを提示していますが、僅かなタイムラグによって意図したレートで約定しなかったり、DD方式による取引形態のブラックボックス化が問題視されており、スプレッドはある意味「見せかけ」なのかなと思ってしまったり...。
しかも、金融庁の指導によりレバレッジは最大25倍に制限されているため、スキャルピングで稼ぐためには、それなりの証拠金が必要になります。
Titan FX Bladeでは、そもそも業者・ディーラーを介さずインターバンク直結の「ECN方式」を採用しているため、爆速の約定を実現しており、なおかつレバレッジは最大500倍(国内の20倍)。しかも追証が請求されない「ゼロカット制度」を導入しているため、口座に預けた証拠金以上の損失を被る恐れがなく、ハイレバスキャルにおいても快適で安全なトレードが可能です。
スキャルパーやデイトレーダーなら、一度は試すべき口座だと思いますよ。