Titan FXには、「ブレード口座」と「スタンダード口座」の2種類がありますが、果たしてどちらを選ぶべきか...と迷われる方も居るでしょう。
この記事では、両口座の違いと共通点、そして選ぶべきはどちらなのかをご紹介します。
Blade(ブレード)口座とは
Titan FXの顔ともいうべき「ブレード口座」は、スプレッドが極めて狭いことが最大の売りです。昨日投稿した記事「スキャルピングならXM ZeroよりTitan FX!実際のスプレッドを調査」をお読みいただければ分かるとおり、ユーロ/ドルで0.2pips、ドル/円で0.3pips、ユーロ/ポンドやユーロ/円で0.6pipsと、国内業者並の安さを誇っています。
しかし、スプレッドとは別に「取引手数料」が掛かるため、トータルコストはスプレッドと手数料を合算したものになります。いわゆる「外だし式手数料」ですね。
取引手数料は、10万通貨=1ロットにつき7ドル。円建て口座の場合、レートは月に一回見直され、記事を執筆している2017年12月2日現在は10万通貨あたり往復720円です。
例として、ドル円(スプレッドは0.3pipsとする)を3万通貨取引した場合のトータルコストを計算してみます。手数料は0.3ロット x 720円 = 216円で、これは0.72pipsに相当するので、スプレッド0.3pipsと合わせると1.02pipsになります。
トータルコストを把握しづらいというデメリットはありますが、結果的にスタンダード口座のスプレッドよりも安く収まるので、スキャルピングには最適な口座と言えるでしょう。
Standard(スタンダード)口座とは
もう一方の「スタンダード口座」は、スプレッドはブレード口座よりも広がる代わりに取引手数料がありません。
ただし先ほども書いたように、トータルコストはブレード口座よりも若干嵩んでしまいます。XMのスタンダードやマイクロ口座よりかは割安ですが、ブレード口座を避けてまで選ぶメリットはありません。
選ぶならトータルコストが安いブレード口座
何度もお伝えしているとおり、Titan FXで口座を開くなら、スプレッドが狭くて尚且つトータルコストの安いBlade(ブレード)口座を強くお奨めします。
記事を書いている12月4日14:48現在、ブレード口座とスタンダード口座のスプレッドはこんな感じ↓
どの通貨ペアにおいても、ブレード口座の方が1pips狭くなっていることがお分かり頂けるでしょう。ドル/円は0.1pips、ユーロ/円は0.3pips、ユーロドルは0.4pipsと、国内業者並みの水準です。
ただし、スプレッドに加えて手数料が掛かってしまうわけですが、それを含めたトータルコストで比較しても、やはりスタンダードよりもブレードの方が安上がり↓
通貨ペア | ブレード | スタンダード |
---|---|---|
EURUSD | 1.03pips | 1.40pips |
GBPUSD | 1.63pips | 2.00pips |
EURGBP | 1.17pips | 1.70pips |
USDJPY | 0.82pips | 1.10pips |
EURJPY | 1.02pips | 1.30pips |
GBPJPY | 2.32pips | 2.60pips |
EURCHF | 1.72pips | 2.10pips |
AUDUSD | 0.93pips | 1.30pips |
NZDUSD | 1.63pips | 2.00pips |
AUDJPY | 1.52pips | 1.80pips |
NZDJPY | 2.12pips | 2.40pips |
EURAUD | 2.23pips | 2.40pips |
GBPAUD | 3.43pips | 3.60pips |
USDCAD | 1.41pips | 1.60pips |
CADJPY | 2.11pips | 2.40pips |
両口座の違いは、スプレッドの幅と手数料の有無だけ。
入金方法や最低入金額、取引可能なロット数、レバレッジなど諸々の仕様は全く同じなので、よほど深い理由や拘りがなければブレード口座を選ぶべきです。
取り扱い銘柄は両口座とも同じ
ブレード口座もスタンダード口座も、取引できる銘柄は全く同じです。2017年12月4日現在は、57のFX通貨ペア、日経225をはじめとする9つのCFD商品、4つ(金と銀はドルとユーロなので6ペア)のメタル、そして2つの原油取引が用意されています。
Titan FXは新星のブローカーなので、これからも随時追加される可能性があります。最新の情報は公式サイトの「取扱商品」ページをチェックして下さい。
ゼロカット制度完備で追証の危険性は無し
両口座とも、海外業者でお馴染みの「ゼロカット制度」が導入されています。
相場の急変動時、万が一強制ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスへ達してしまっても、それをゼロへ戻してくれる、つまり業者側がそのマイナス分を補填してくれる仕組みです。
国内業者の場合、法的な理由からこの制度を設けることは出来ないため、スイスフランショックのような大変動に巻き込まれてしまうと、証拠金を超えた損失=「追証」(おいしょう)を支払わなくてはなりません。ましてや、ハイレバレッジならなおさら追証の危険性が高まります。
ゼロカット制度完備のTitan FXなら、フルレバレッジの500倍でトレードしても口座残高を超える損失を被る恐れはありませんので、レバレッジ高めのスキャルピングで稼ぎたい方はTitan FXのブレード口座がおすすめです。
Titan FXでの口座開設方法は、別記事『最近噂の「Titan FX」で口座開設してみたので、手順や方法を紹介』をどうぞ。