XMでは追加口座というシステムがあり、1人につき最大8つのMT4 or MT5取引口座を作れるので、用途に応じて使い分けてみましょう。

複数の口座をうまく使いこなすことで、理想的なトレード環境を手に入れられるだけでなく、XMのボーナス制度をもっとお得に受けられます。この記事では、追加口座の作り方や複数口座を持つメリット、そして注意点なども詳しくご紹介します。

既に口座をお持ち方なら本人確認は不要!
マイページログイン後、ページ右にある「追加口座を開設する」ボタンをクリック。

XMの追加口座を開設する(約1分)

(追加口座の作り方はこちら)

追加口座の作り方は簡単!本人確認要らずでわずか数分

では、XMで追加口座を作る方法を順を追って解説します。

新しい口座を作るとなると、「本人確認はしなくても良いの?」と思われるかもしれませんが、そんな心配や尻込みは不要。XMでは、初めに開設した口座で書類のアップロード(口座の有効化)を済ませてあれば、面倒な書類提出をせずに口座を追加できます。ものの数分で終わります。

じょにー

初めの口座で書類提出を済ませちゃえば、後は要らないんだね!楽ちん

はかせ

そのとおり!XMの認証情報は口座を跨いで名義単位で管理されているので、2口座目からは面倒な書類提出無しで作れるぞ

きゃしー

兄弟、親、子供の追加口座も作れるの?

はかせ

たとえ家族や親戚であっても別名義になるので、残念ながらそれはできない!新規口座として開設する必要があるんだ

では早速、具体的な流れを説明していきます。

会員ログインページへアクセスして口座ID(MT4/MT5のID)と口座のパスワードを入力後、「ログイン」ボタンをクリックしてマイページへログインします。

マイページへログインできたら、ページ上部にある「追加口座を開設する」ボタンをクリック。

「スタンダード」「マイクロ」「XM Zero」から好みのものを選べるので、自身の用途とスタイルにあったものをチョイスしましょう。各口座の特徴や選び方に関してはこちらにまとめています↓

関連記事:XMの3口座 スタンダード/マイクロ/Zeroの違いと選び方を徹底解説

「口座ボーナス」は、特別な理由がない限り「はい、ボーナスの受け取りを希望します。」を選びましょう。もしここで「いいえ」を選んでしまうと、その口座は入金ボーナスやXMロイヤルティプログラムの対象外となってしまうので、要注意。

ここで設定する「口座パスワード」とは、MT4 or MT5の取引口座へログインする際に用いるものなので、絶対に忘れぬようメモを控えておきましょう。セキュリティ性を確保するため、英数字混合かつ必ず大文字と小文字を混ぜる必要があります。

内容を今一度確認した上で問題なければ、規約に同意(チェック)し、「リアル口座開設」をクリック。

「リアル口座開設、おめでとうございます」との表示が現れれば、作業は終わり。

直ちにメールが送られてきます。そこに書かれている「ID」とサーバー名、そして先ほど設定したパスワードを用いて取引口座へログインしましょう。

既に口座をお持ち方なら本人確認は不要!
マイページログイン後、ページ右にある「追加口座を開設する」ボタンをクリック。

XMの追加口座を開設する(約1分)

(追加口座の作り方はこちら)

MT4 or MT5で新口座へログインする方法

では、早速MT4またはMT5を用いて新口座へログインしてみましょう。

起動後、メニューバーの一番左にある「ファイル」の項目を開き、「取引口座にログイン」をクリック。

するとログインウィンドウが表示されます。「ログインID」の欄には、口座開設時に届く「XMTradingへようこそ」のメールに記載されているIDを入力し、その下の「パスワード」の欄には開設時に自身が設定したパスワードを入力します。

そして、「サーバー」の項目はメール内に記載されているものを選び、「ログイン情報を保存」にチェックが入ってることを確認した後に「ログイン」をクリック。

メインウィンドウ右下にある通信速度の数字が0以上になれば、接続成功です。

複数の口座を持つメリットとは

複数の取引口座を持つことでどのようなメリットが得られるでしょう。いくつか事例をみていきます。

スタンダード・マイクロ・Zeroから自身に最適な口座を見つけられる

XMではスタンダード口座、マイクロ口座、Zero口座の3つの口座を提供していて、それぞれ長所と短所があります。

初回開設時にはいずれかの1つを選ばねばなりませんが、追加で作ればその全てを試せるので、自身のトレードスタイルに合った口座を見つけられるはずです。

スタンダード マイクロ Zero
口座の通貨 ドル、ユーロ、円
1ロットの価値 1ロット = 100,000通貨 1ロット = 1,000通貨 1ロット = 100,000通貨
最大レバレッジ 888倍 / 口座残高2万ドル以上だと200倍、10万ドル以上だと100倍 500倍 / 口座残高2万ドル以上だと200倍、10万ドル以上だと100倍
スプレッド 両口座共通 極小
外だし手数料 なし 10万通貨に対して5通貨
最大保有可能ポジション 200ポジション
1ポジションの最小・最大ロット 0.01〜50lot MT4の場合は0.01〜100lot、MT5の場合は0.1〜100lot 0.01〜50lot
同口座内での両建て 可能
スキャルピング 可能
ゼロカット制度=追証無し 対応
口座開設3,000円ボーナス あり 無し
入金ボーナス あり 無し
ロイヤルティプログラム(取引毎に貰えるポイント) あり 無し

3つの口座の違いについては、こちら↓をお読みください。

関連記事:XMの3口座 スタンダード/マイクロ/Zeroの違いと選び方を徹底解説

MT4とMT5の両方を試せる、使い分けられる

MetaTrader 4通称「MT4」は、世界で最も普及しているFXの取引プラットフォームですが、その新バージョン「MT5」も忘れてはいけません。

MT5には、3分足や10分足、8時間足、12時間足などなど、MT4にはない分足・時間足が11種類も搭載されており、合計21のローソク足でチャート分析ができます。なので、裁量トレーダーにはMT5を強くお奨めします。

しかしながら、MT4用に開発されたインジケーターやEA(自動売買ツール)が使えない点、パソコンへの負荷が増えてしまったことなど、いくつかのデメリットも併せ持っているため、今でも旧版MT4は根強い人気を誇っています。

幸いにもXMはMT4とMT5に対応しているので、もう一方のプラットフォームで追加口座を作れば、その両方を試して使い分けることができます。ぜひ比較検討してみてください。

関連記事:MT4とMT5の違いと長所・短所をまとめてみた。どっちを使えば良いの?

なお、ビットコインをはじめとする仮想通貨の取引に関しては、MT5限定となります。

口座単位で最大レバレッジを管理できる

XMは最大888倍というハイレバレッジが魅力的ですが、流石にフルレバで挑むのはリスクが高すぎるため、現実的といえるのはせいぜい200〜300倍止まりでしょうか。

実際のトレードにおけるレバレッジとは「実効レバレッジ」のことで、たとえレバレッジ888倍口座であってもロットの調節次第では国内と同じような25倍取引も可能です。

メリハリをつけるなら、効率重視のハイレバ口座と安全志向の低レバ口座、この2つを使い分けてみるのも良いでしょう。スタンダードとマイクロ口座では1倍〜888倍、Zero口座では1〜500倍のレバレッジコースを選べます。

通貨ペア別に管理するのも良さげ

A口座はUSDJPY・B口座はEURUSD、C口座はGBPUSDといった具合で、特定の通貨ペアに特化した口座を2~3個使い分けるなんてスタイルも良いと思います。

USDJPYやEURJPYであれば円建て口座を、EURUSDやGBPUSDやAUDUSDであればドル建て口座を、はたまたEURCHFならフラン建て口座を...みたいに、基軸通貨を口座別に分けることで、pipsあたりの価値が分かりやすくなります。

ロイヤルティプログラム(XMポイント)のランク維持専用にマイクロ口座を持てる

取引する度にポイント(XMP)が貰え、それを証拠金または現金へ換金できる「XMロイヤルティプログラム」は、取引を継続することでEXECUTIVE → GOLD → DIAMOND → ELITEとランクアップする仕組みです。

初めのEXECUTIVEランクでは1ロット=10万通貨の取引で10XMPですが、計100日トレードしてELITEランクへ昇格すると2倍の20XMP=6.6ドル相当が貰えるので、単純計算すると毎回のトレードで0.7〜0.8pipsほどのキャッシュバックを受けられるイメージ。

ただ、ランクアップだけでなくランクダウンも存在し、GOLDは30日、DIAMONDは60日、ELITEは100日取引しないと、ふりだしのEXECUTIVEにリセットされてしまいます。ランクダウンと同時に、それまで貯めてきたポイントも消滅してしまいますので、一度獲得したランクは何としてでも維持したいところ。

幸い、ランクは口座別ではなく個人単位で管理されますし、10分以上ポジションを持てばロット数に関わらず「取引」とみなされ、継続日数としてカウントされます。

つまり、マイクロ口座を作って最小ロット0.01=10通貨の取引を続ければ、大きな損失を被ること無くランク上げと維持ができてしまうのです。一度EXECUTIVEランクへ上げてしまえば、あとは100日に1回トレードするだけでランクもポイントも維持できます。

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XMの追加口座を開設する(約1分)

(追加口座の作り方はこちら)

複数口座間で資金を移動させる方法(資金振替)

XMでは同一名義の口座間に限り、証拠金を移動させることができます。XMのログインページより資金移動元の口座へログイン後、「資金振替」ボタンをクリックして資金移動のページへアクセスしましょう。

「入金口座ID」から移動先の口座を選び、「入金額」に移動させたい額を入力し、「リクエスト送信」ボタンを押せば手続き完了。瞬時に反映されます。

同一通貨(日本円から日本円など)は手数料無料、異なる通貨間(米ドルから日本円など)はECBレートに基づいた両替レートから0.3%の手数料が引かれます。

ちなみに、ポジションを持ったままでも資金を移すことはできますが、移動後の証拠金維持率が150%を切ってしまうと移動できませんので注意しましょう。

関連記事:XM 複数口座間で資金を移動させる方法と、ボーナスの扱いについて

複数の口座を持つ上で知っておきたいこと・気をつけたいこと

ボーナスはあくまでも個人単位!口座が異なっていても複数取りはできない

XMでは、口座を開設するだけで3,000円の取引用ボーナスが貰えますが、あくまでも初回開設時に限られます。追加口座では貰えません。

入金額に対する100%ボーナスと20%ボーナスも同じで、個人単位での管理となるため、いくつ口座を作っても貰える額は変わりません。

複数口座間で資金を移動させると、その額に応じたボーナスも移動する

XMの口座資金は「残高」と「クレジット」の2つに分かれており、それを合算したものが有効証拠金になります。複数の口座間で資金を移動する際にも、そのすみ分けがなされていて、移動額の割合と同割合のボーナスが移動する仕組みです。

例えば、A口座に50,000円の残高 + 10,000円のボーナス = 計60,000円の証拠金があったとして、そこから残高0円のB口座へ10,000円を移すとしましょう。この場合、10,000円というのはA口座にある50,000円の20%にあたりますから、10,000円の20% = 2,000円のボーナスもB口座へ移り、B口座の証拠金は12,000円になります。

ただし、極小スプレッドが特徴の「XM Zero口座」はボーナス対象外なので注意しましょう。先の事例でいうと、2,000円分のボーナスは消滅し、残高分の10,000円のみが移動する形となります。

複数口座間の両建てはトラブルのもと

買いポジションと売りポジションの両方を同時に持つと、スプレッドx2以上の損失も利益も生まれません。

一見何のメリットも無いように思える「両建て」ですが、XMの888倍レバレッジとゼロカット制度を駆使すると、思わぬ利益を狙えてしまう場合もあります。

(ゼロカット制度とは、もし残高がマイナスになっても帳消し=ゼロに戻してくれる仕組みのこと。)

例えば、2つの口座にそれぞれ1万円を入金して、相場の急変動が予想される場面(経済指標など)でハイレバ両建てしたとしましょう。仮にどちらかの口座の残高が5万円に膨れ上がったとしても、もう一方の口座は1万円以上の損失を被らないため、利益分4万円-損失1万円で3万円の利益が出てしまいます。

しかし、XM側にとってこの手法は大きな脅威であるため、規約によって複数口座間の両建てそのものが禁じられています。その時はバレなくとも、ほぼ間違いなくトラブルになるでしょう。

90日間全く使っていない口座は維持費が掛かるが、これは口座単位

90日間全く使っていない口座は「休眠口座」となり、毎月5ドルの維持費が課せられます。これは例外的に口座個別での管理で、2つ3つ作ると管理の手間も2倍3倍掛かるので、口座の作り過ぎは避けたいところです。

「全く使っていない」というのは、取引をせずポジションを持たず、かつ入金・出金を行わない状態を示します。逆にいえば、90日に1回取引または入出金すれば問題ありません。

また、同一口座内での両建ては許可されているため、極端な話、最小ロットの両建てポジションを持ち続けていれば閉鎖されることはありません。(買と売のスワップ差が引かれるので、おすすめできません)

ちなみに、そもそも口座に残高がない状態で90日間放置すると、維持費は掛からず自動的に閉鎖されるので、使わなくなった口座からは資金を引き出しましょう。

複数口座を複数のMetaTraderで管理する方法

基本的に一台のパソコンに対しインストール出来るMetaTrader(MT4 / MT5)は一つとされていますが、とある小技を駆使することで、複数のMetaTraderを導入することが出来ます。

Cドライブ直下にあるProgram Filesファイル内にある「XMTrading」フォルダを複製することで、それぞれを同時に起動させることが出来るので、口座別にMetaTraderを使い分けたり異なるEAを同時に検証したりと、より効率の良いトレードが可能になります。

具体的な手順に関しては、こちら↓の記事をお読みください。

関連記事:XMの口座を複数開設し、一台のパソコンでMT4/MT5を同時起動する方法

まとめ:追加口座を活用して理想的なトレード環境を作ろう!

この記事では、XMで追加口座を作る方法やそのメリット、また複数口座を使う上で覚えておきたい注意点などについて詳しく解説してきました。

XMでは、最初に作ったリアル口座の有効化さえ済んでいれば、面倒な手続きをせずに簡単に追加口座を作ることができます。複数の口座を上手く使い分けることで、リスク管理や資金管理がより効率的になるので、ぜひこの機会に自分なりの理想的なトレード環境を作り上げてみましょう。

既に口座をお持ち方なら本人確認は不要!
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XMの追加口座を開設する(約1分)

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