日本人トレーダーが数多く在籍する海外FXブローカー「XM」では、「スタンダード口座」「マイクロ口座」「Zero口座」の3タイプの口座を提供しています。

これからXMへ参入される新規トレーダーさんに向けて、それぞれの口座の違いと選び方を徹底的にまとめました。

XMの3口座をざっと比較できる表を作りました

XM公式サイトにて3口座を比較するページが公開されていますが、それを更にパワーアップさせた当ブログ独自の比較表を作りました。

スタンダード マイクロ Zero
取引
口座の方式 STP方式 STP方式 ECN方式
1lotの価値 10万通貨 1,000通貨 10万通貨
取引サイズ 0.01~50lot MT4:0.01~100lot
MT5:0.1~100lot
0.01~50lot
レバレッジ(※1) 1倍~888倍 1倍~888倍 1倍~500倍
スプレッド 普通 スタンダードと同じ 極小
プラットフォーム MT4/MT5 MT4/MT5 MT4/MT5
資金
手数料 無し 無し 往復10通貨
追証制度 無し 無し 無し
ゼロカット制度 あり あり あり
最低入金額 5ドル 5ドル 100ドル
信託保全 あり あり あり
ボーナス
口座開設ボーナス あり あり あり
入金ボーナス あり あり 対象外
ロイヤルティプログラム あり あり 対象外
取り扱い銘柄
FX 57銘柄 57銘柄 56銘柄
コモディティ 8銘柄 8銘柄(※2) 無し
現物指数CFD 18銘柄 18銘柄(※2) 無し
先物指数CFD 12銘柄 12銘柄(※2) 無し
貴金属 4銘柄 4銘柄 2銘柄
エネルギー 5銘柄 5銘柄(※2) 無し
仮想通貨 MT5のみの取り扱い 無し

情報元:FX口座 | XM.comによるマイクロFX口座とスタンダードFX口座

※1:口座残高によってレバレッジが規制される場合があります。2万ドルまたは相当額に満たない場合は、最大888倍(スタンダードおよびマイクロ)または500倍(Zero)のレバレッジで取引可能ですが、2万ドルを超えると最大200倍、10万ドルを超えると最大100倍になります。

※2:マイクロ口座でも現物指数CFD、先物指数CFD、エネルギーを取引できますが、1ロットあたりの価値はスタンダードと同じく10万通貨になります。

それぞれの口座の特徴

スタンダード口座:万人にお奨めできる定番口座

最も人気を博しているのが、「スタンダード口座」です。STP方式の口座で、スプレッドはそこまで狭くは無いものの、Zero口座のような取引手数料が掛かりません。

XMの醍醐味と言えるボーナス制度を全て受けられますし、最小入金額がたったの5ドルで、なおかつ最大888倍という恐るべきハイレバレッジを提供しています。失っても痛くない少資金から始めても、トレードの腕次第は数十万・数百万に膨らますことも可能。

1つのポジションは最大50ロット(500万通貨)まで持てるので、潤沢な資金を元手にする大口トレーダーさんもウェルカムです。

取引銘柄はZero口座よりも豊富で、FXはもちろんのこと、コモディティや株価指数等も非常に充実しています。相関性の高い銘柄または通貨ペアを監視して、サヤが開いたときを狙い撃ちするといった戦略も立てやすいですね。

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マイクロ口座:1ロットあたりの価値が他の口座の1/100

マイクロ口座は、1ロットあたりの価値がスタンダード口座・Zero口座の100分の1。例えば5ロットの場合、スタンダードだと50万通貨にあたりますが、マイクロだとその1/100の5,000通貨になります。

MT4口座の場合は最小10通貨から、MT5口座の場合は最小100通貨から取引できるので、練習兼ねたトレードをやりたい方や、少資金でコツコツ積み上げたいトレーダーには向いています。

MetaTraderでマイクロ口座へログインすると、EURUSDならEURUSDmicro、GOLDならGOLDmicroといった具合に、銘柄名の後ろに「micro」と付いたものが選べるようになります。ただし、ロットの価値が1/100になるのはFXと貴金属のみ。コモディティや現物と先物CFD、エネルギーなどはスタンダードと同じ扱いとなり、microバージョンは存在しません。

スプレッドやレバレッジに関してはスタンダード口座と同じなので、単純にスタンダード口座の小ロットバージョンと捉えていただければ差し支えありません。ボーナス制度に関しても、スタンダードと全く同じです。

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XM Zero口座:トレード毎のトータルコストが安い代わりに、ボーナス制度が貧弱

XM Zero口座は、スタンダートとマイクロとは根本的に仕組みが異なり、XM側の処理を通るSTP方式ではなく、マーケット直結型のECN方式をとっています。そのため、STP方式よりも更に透明性と約定力が高くスプレッドは極小なうえに、約定拒否という概念そのものが無いので、スキャルピングに最適な口座といえるでしょう。

ECN方式の場合、その性質上業者側はスプレッドで儲けることが出来ません。その代わりに「取引手数料」があり、1ロット(10万通貨)の取引毎に注文時5通貨 + 決済時5通貨 = 往復10通貨が徴収されますが、トータルコストはスタンダード・マイクロのスプレッドよりも安上がりです。

USDJPYで比べてみましょう。スタンダード口座でのスプレッドは2pips前後に対し、Zero口座はわずか0.2pipsほど。Zero口座の場合はスプレッドに外だし式の手数料が上乗せされるものの、往復10通貨(1ロットの場合は10ドル)は仮に現レートが110円なら1.1pipsに相当するため、トータルコストは1.3pipsになります。スタンダードの半額まではいきませんが、安いことは確かです。

また、外だし式の手数料は、確定申告の際に「経費」として計上できるのもポイント。スプレッドの場合だと経費として計上できないので、これもまた ECN方式をとっているZero口座の強みでしょう。

スプレッドが狭くて約定力も透明力も高い。そう聞くとXM Zero口座一択のような気がしますが、初回口座開設3,000円ボーナス以外の特典が一切受けられないのは悩ましいところ。入金ボーナスとロイヤルティプログラムの対象外なのです。

また、他の2口座に比べて取り扱い銘柄が少ないのもZero口座のデメリットで、取引出来るのはFXと貴金属のみ。

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あなたには、この口座が向いている!

スタンダード口座に向いている人

スタンダード口座に向いているのは、初期資金が3万円以上(目安)あって、それを100%入金ボーナスによって倍増させたい人。100%入金ボーナスは最大500ドルまで貰えるので、最大1,000ドル(500ドルの入金)で取引を始められます。

どの口座を選べば良いかわからない...と迷ったら、まずはスタンダード口座を作りましょう。

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マイクロ口座に向いている人

資金が1~2万円もしくはそれ以下で、練習兼ねた小ロットトレードをしたい方は、マイクロ口座を作りましょう。MT4の場合は最小10通貨(MT4)で10通貨刻み、MT5の場合は100通貨(MT5)で100通貨刻みなので、緻密なロット管理が可能です。

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Zero口座に向いている人

ボーナスに関しては興味がなく、それよりもより有利で快適な取引環境を求める方に、XM Zero口座はお奨めできます。特に、コストを少しでも抑えたいスキャルパーにとっては、うってつけの口座といえるでしょう。

ただし、コモディティや指数の取引は出来ないので、それらもあわせて取引したい方はスタンダード口座との両立が好ましいでしょう。

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口座開設によくある疑問

最後に、初めて口座を開設する際に抱きがちな疑問をまとめてみました。

MT4とMT5、どちらを選ぶべき?

XMでは、取引プラットフォームとしてMetaQuotes Software社の「MetaTrader 4」「MetaTrader 5」を提供しています。どちらも世界的に名のしれたMetaTraderシリーズですが、もはや別物と言ってよいほど両者の作りは異なっているため、自身の用途に適したものを選びましょう。

MT4は旧バージョンでありながら、いまだにMT5以上のシェアを誇っています。そもそもMT5に対応しているブローカーが限られるというのも理由の一つですが、 MT4用に開発されたインジケータやEAが多く、それらはMT5との互換性が無いため、開発的な理由であえて乗り換えを見送っているユーザーが大勢居るのです。

一方のMT5は、MT4には無い時間足が多く追加されました。また、銘柄検索やナビゲータウィンドウでのフォルダ分けといった“痒いところに手が届く”機能も多く実装され、操作性はMT4よりも着実に良くなっています。また、マルチコアCPUでの処理が最適化されたため、高性能なパソコンであればそのスペックを惜しみなく活かせるようになりました。

有志によって開発されたインジケータの数は、MT4に比べると少ない印象ですが、MT5リリース当初とは比べ物にならない充実っぷり。少なくとも、裁量トレーダーであればまず不便は感じないので、特にこだわりが無ければMT5を選ぶべきでしょう。

Windows版が最もメジャーですが、XMではMacに対応した特別バージョンを配布しているほか、iPhoneやAndroid向けのアプリが用意されているので、あらゆる環境下で取引できますよ。

それぞれのインストール方法は以下の記事にまとめてあります↓

異なる種類の口座を同一名義で複数持てる?

例えば、スタンダード口座を作った後に、同一名義でマイクロ口座を作ることは可能なのか?

結論から申すと可能です。既にXMの口座をお持ちで、本人確認を済ませてあれば、マイページ右側にある「追加口座を開設する」ボタンからものの数分で開設して取引が可能です。

XMで追加口座を作る方法と、それによるメリットや注意点等はこちらをどうぞ↓

関連記事:XMで追加口座を作る方法。複数口座の活用術、注意点も解説します

どの口座もゼロカット制度はある?

万が一強制ロスカットが遅れて口座残高以上のマイナス分が生まれたとしても、それを帳消しにしてくれる「ゼロカット制度」は、ハイレバのみならず全てのトレーダーにとって心強い味方。

XMでは、スタンダード・マイクロ・Zero口座すべてにおいてゼロカット制度が完備されているので、「追証」が発生する恐れは全くありません。投資家保護の観点では、国内業者よりも断然優れているといえるでしょう。

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