海外FX「XM」では、取引プラットフォームとして世界で最も有名な「MetaTrader」というアプリケーションを採用しており、快適で安定したトレードを実現しています。
本来のMetaTraderは、Windowsパソコン向けに作られたアプリなので、Macで動かすためには仮想マシンソフトをインストールするか、BootCampという機能を用いてMacintosh内にWindowsの環境を構築せねばなりません。
しかし、XMが提供するMT4(MT5)はMacにも対応しているので、Windowsをお持ちでない方でも手軽に使い始められます。XMで取引を初めたい、もしくはMetaTraderでチャート分析をしたいけど、Macしか持っていないという方は、ぜひXM版のMT4・MT5をご利用下さい。
※この記事ではMacへXM版MetaTraderを導入する方法を解説しています。Windowsパソコンをお使いの方は、別記事「【Windows版】XMのMT4 or MT5をインストールする方法」をお読み下さい。
関連記事：【Windows版】XMのMT4 or MT5をインストールする方法
XMのWebサイトからMT4をダウンロード
まずは、XMの配布ページへアクセス。
公式サイトFXプラットフォーム | xm.comでは16種類の取引プラットフォームを提供
ページ内の「Mac対応MT4」を選び、「ダウンロード」ボタンを押すと「XMTrading.dmg」を入手できるので、それをダブルクリックして開きます。
インストールし起動する
インストールの手順はWindows版と異なり、インストーラー内に入っているアプリケーション本体をフォルダーへ移動させるだけで終わります。
ダウンロードしたXM版MT4は、Mac起動ディスク名→ユーザー→ユーザー名→ダウンロードのフォルダーに入っているはずなので、それをダブルクリックして開きます。
インストーラーウィンドウの左側にXMのアイコンがあり、それを右側のアプリケーションフォルダーへドラッグアンドドロップするとアプリ本体がコピーされます。これでインストールは完了です。
Mac起動ディスク名→アプリケーションのフォルダーを開くと、「XMTrading」と書かれたアプリが入っているので、それを右クリックし「開く」を選びます。Macの仕様上、初回起動時には「開発元は未確認です」との警告が出ますが、そのまま「開く」を押して下さい。
リアル口座もしくはデモ口座を開設(済みの方は次のステップへ)
MetaTraderは、それぞれの証券会社が配信するレートを用いるため、対応したリアル口座もしくはデモ口座が必要となります。今回はXMを利用するので、予めXMの口座を開設しておきましょう。
リアル口座を初めて開設すると、XM側から3,000円の入金不要ボーナスが貰えるだけでなく、入金額に対する100%ボーナスが最大500ドル貰えるので、ボーナス目当てで作ってみるのも良いでしょう。
開設手順に関しては「XMの口座開設方法：必要な書類や本人確認の手順、ボーナス貰い方など」の記事にまとめていますので、そちらをご参照下さい。
関連記事：XMの口座開設方法：必要な書類や本人確認の手順、ボーナス貰い方など
取引をせず分析用途であれば、入金や本人確認を必要としないデモ口座がおすすめですが、最終ログインから120日経つと閉鎖されてしまう点はご注意下さい。(新たなデモ口座はいくらでも作れます。)
取引用口座へログイン
リアルまたはデモ口座を開設した際に、XMより案内メールが送られているはずなので、それをチェックします。メール内には、口座番号(MT4のログインID)とサーバー情報が記載されており、これをMT4のログインフォームへ転記します。
MT4を初めて起動すると、サーバーの選択画面が真っ先現れます。XMより送られたメール内に記載されているサーバー名を選び、「Next」を押します。
続いて、ログインIDとパスワードを入力します。それぞれの項目を間違いなく入力して「ログイン」ボタンを押せば、自動的に最新のレートや口座情報が読み込まれます。
- ログインID：XMより届いたメール内に記載
- パスワード：口座開設時に設定したもの
カスタムインジケータを追加する方法
最後に、Mac版のMetaTraderへカスタムインジケータ(自身や有志が開発したもの)を追加する方法について説明します。
MT4とMT5では若干ディレクトリが異なりますが、手順そのものは全く同じです。ただし、MT4は拡張子が.mq4もしくは.ex4のインジケータのみ、MT5は.mq5もしくは.ex5のみをサポートしており、MT4とMT5の互換性は一切無いので注意しましょう。
Windows版の場合は、MetaTrader側からデータフォルダへ直接アクセス出来ましたが、Macはちょっと面倒くさいです。Finderで直接そのディレクトリへアクセスせねばなりません。
Optionキーを押しながらFinderの「移動」をクリックすると、「ライブラリ」という項目が現れるので、それをクリック。(ライブラリを押すまではOptionキーは離さない) また、環境によってはShift + ⌘(Command) + Lの同時押しでもアクセスできるようです。
ライブラリフォルダを開けたら、Application support → com.XMTrading.MACMT... → drive_C → Program files → XMTrading MT4(またはMT5)へ進みましょう。すると、MT4の場合は「MQL4」、MT5の場合は「MQL5」というフォルダがあるはずなのでそれを開き、その中にあるIndicatorsフォルダーへ追加したいインジケータファイルをコピーまたは移動します。
実際に反映させるためにはMetaTraderを再起動せねばならないので、一旦終了した後に再度立ち上げましょう。正常に導入されていれば、メニューバーにある挿入→インジケータ→カスタムを開くとインジケータ名が表示されるので、それをクリックしてチャート上へ追加すればOKです。
