XMはハイレバレッジで少ない証拠金で取引できる!と聞いたけど、具体的にどれほどの元手でどれほどのポジションを持てるのか?いまいち実感が湧かない方も多くいらっしゃることでしょう。
この記事では、XMでトレードする上で知っておきたい「必要証拠金」の求め方と、それを一発で算出する超便利なツールをご紹介します。
目次
必要証拠金の計算方法と算出例
計算式
必要証拠金を求めるための計算方法を式にすると、以下のようになります。
約定時のレート x 1ロットあたりの価値 x ロット数 / レバレッジ = 必要証拠金
- 約定レート:ポジションが約定する時点のレート。ドル円ならooo円、ユーロドルなら0.00ドルなど、通貨ペアの右側の部分がそれです。
- 1ロットあたりの価値:国内では「枚数」という言い方をしますが、MT4やMT5では「ロット」と呼びます。XMのスタンダード口座の場合は1ロット = 100,000通貨、マイクロ口座の場合は1ロット = 1,000通貨です。
- ロット数:ポジションのロット数を示します。
- 口座の最大レバレッジ:これによって必要証拠金は大きく左右されます。口座の最大レバレッジが高ければ高いほど少ない証拠金でポジションを持てますし、逆に、低ければ低いほどより多くの証拠金を要します。
では、計算例を見ていきましょう。
例1:USD/JPY = 120のとき、最大レバ888倍のスタンダード口座で1ロットを持つ
まずは皆さんお馴染みのドル円(USD/JPY)でシミュレーションしてみます。
現レートが120と仮定し、最大レバレッジ888倍のXMスタンダード口座で1ロット(10万通貨)を持つ場合、それぞれの変数には以下の数字を代入します。
- 約定レート:120
- 1ロットあたりの価値:100,000
- ロット数:1
- 口座の最大レバレッジ:888
計算式に当てはめてみると、120 x 100,000 x 1 / 888となり、必要証拠金は13,513円になります。
例2:EUR/USD= 1.2のとき、最大レバ500倍のマイクロ口座で50ロットを持つ
1ロットの価値がスタンダード口座の100分の1であるマイクロ口座も、シミュレーションしてみましょう。
EUR/USDの現レートが1.2と仮定し、最大レバレッジ500倍に設定したマイクロ口座で30ロット(3万通貨)を持つ場合、それぞれの変数には以下の数字を代入します。
- 約定レート:1.2
- 1ロットあたりの価値:1,000
- ロット数:30
- 口座の最大レバレッジ:500
計算式に当てはめてみると、1.2 x 1,000 x 30/ 500となり、必要証拠金は72ドルになります。
円建て口座で取引する場合は、約定時のドル円レートを掛ければOK。仮に現レートが1ドル120円だったなら、計算式は1.2 x 1,000 x 30/ 500 x 120で、必要証拠金は8,640円になります。
XM公式の「証拠金計算機」を使えば一発
口座の最大レバレッジよりも遥かに低い実効レバレッジで取引するなら、わざわざ必要証拠金を求めずともポジションを建てられますが、ハイレバなスキャルピングとなれば話は別。しかしポジる度に計算するのは大変面倒くさい!という訳で、重宝するのがXM公式の証拠金計算機。
公式サイトXMの証拠金計算機
5つの必要な項目を埋めて「計算する」をクリックするだけで、即座に現在の為替レートを加味した必要証拠金が算出されます。これめちゃくちゃ便利ですよ!
XMのレバレッジは最大888倍!国内業者よりも圧倒的に少ない証拠金で取引できる
日本の金融庁からの指示により、国内のFX業者のレバレッジは最大25倍に抑えられています。「低レバレッジでリスクが少ない」というと聞こえは良いかもしれませんが、それはつまりより多くの証拠金を預けなくてはならないことを意味しており、ハードルが高い上に、資金の保全性の面でも結局投資家側が不利になるかたちとなります。
最近では、2018年中になんと最大10倍にまで引き下げられるなんて話も持ち上がっていますから、より一層海外FXへの需要は高まるでしょう。
XMの場合、スタンダード口座とマイクロ口座では最大888倍、スプレッドが狭いZero口座でさえ最大500倍ものハイレバレッジを誇ります。
ハイレバ = 危険というイメージを抱きがちですが、それはあくまでも「ハイレバな取引」がリスキーなのであって、「ハイレバ口座が危険」という訳ではありません。肝心の実効レバレッジは、ロット(枚数)次第で自在にコントロールできるので、それならば最小限の証拠金でポジションを持てるハイレバ口座のほうがどう考えても有利なのです。
0.1lot (1万通貨) |
0.5lot (5万通貨) |
1lot (10万通貨) |
3lot (30万通貨) |
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10倍 | 12万円 | 60万円 | 120万円 | 360万円 |
25倍 | 48,000円 | 24万円 | 48万円 | 144万円 |
50倍 | 24,000円 | 12万円 | 24万円 | 72万円 |
100倍 | 12,000円 | 6万円 | 12万円 | 36万円 |
200倍 | 6,000円 | 3万円 | 6万円 | 18万円 |
500倍 | 2,400円 | 12,000円 | 24,000円 | 72,000円 |
888倍 | 1,351円 | 6,755円 | 13,513円 | 40,541円 |
しかも、XMは追証が発生しない「ゼロカットシステム」を導入しているので、万が一不意の急騰・急落に巻き込まれても口座残高以上のマイナスを食らう恐れがありません。
より多くの証拠金を要する上に、追証の危険性にさらされる国内業者。少ない証拠金で取引できる上に、ゼロカット完備で残高以上の損失を被らないXM。どちらがベストな選択か、もう言うまでもありませんね。