8月21日 12:35 – 長期的な流れは上目線だが、「下値試し」に乗っかれるかも

日足は上昇トレンドながらもやや失速気味?

まず長期的な流れを確認。2ヶ月ほど前から本格的に上昇し続けてきたユーロ円ですが、支えとなっていた20MAを2週間前(8月8日)の陰線が下抜いたことにより、その勢いが弱まっています。その後は20MAがレジスタンス要素として働き、3日前は上髭のある陰線、そして翌日には大陰線が出現し、スイングトレーダーによる利益確定が読み取れますね。

また、128.500あたりをネックラインとする三尊天井が姿を現しつつあるのも気になります。

EURJPY 日足

直近のサポートゾーンを下抜き、50MAで反発しつつある1時間足

1時間足を見ると、直近のサポートゾーン(オレンジ)を明確に下抜けており、現在は大きく跳ね返されているものの再度下値を試す可能性があります。また、50MAで価格が明確な反応を示しており、約10時間前もMAにタッチした途端に動きが抑えられました。

EURJPY 1時間足

15:00 – トライアングル下限を抜いた5分足で売りエントリー

具体的なエントリーポイントは、短期の5分足で探ります。5分足は128.350を下限とするトライアングルを形成しており、徐々に高値が切り下がっています。

トライアングル(三角保ち合い)は、トレンドの継続パターンとして有名ですが、高値・底値圏でも見受けられることがあります。徐々にレンジの幅が狭まっていくので、損切の幅を浅めに設定できるのはメリットです。

検討し始めてから2時間半ほど経った午後15時、トライアングル下限を下へブレイクしたタイミングで売りを仕掛けました。損切は20pipsほど上で、利益確定の目標はその倍の40pipsほど下。

EURJPY 5分足

16:10 – ハーモニックパターン完成地点へタッチと同時に決済

エントリーから1時間後、再びチャート確認すると見事に下落しており、下のスクリーンショットは利確目標に届く寸前に撮ったもの。実は、今回利確目標をピンポイントで定められたのには、理由があります。

EURJPY 5分足

利確に用いたのはハーモニックパターン「Bullish bat」で、これは今後の価格上昇を示唆するパターンの一つ。その完成地点には過去のネックライン等も重なっていたため、今回はここにタッチしたと同時に決済、40pipsほどを獲得しました。

EURJPY 5分足

後から見れば、パーフェクトな利食いだった!

その後の値動きですが、ハーモニックパターンが決まった途端に価格は反転し、後から見ればパーフェクトな利食いでした。「頭と尻尾はくれてやれ」という相場の格言がありますが、ハーモニックパターンを利食いのポイントに設定することで、尻尾まで美味しくいただくことが出来た!という訳です。

EURJPY 15分足

おすすめの記事