ビットコインの取引所としては世界一の取引量を誇る、日本の仮想通貨取引所ビットフライヤー(bitFlyer)。
これから仮想通貨取引に挑まれる方は多いかと思いますので、口座を開設する方法から本人確認までの手順を分かりやすくまとめました。
目次
開設はほんの数分!メールアドレスか各ソーシャルサービスのアカウントがあればOK
まずはビットフライヤー(bitflyer)のトップページへアクセスし、ページ上部にある登録欄に自身のメールアドレスを入力し、「アカウント作成」ボタンをクリックします。
また、Facebookアカウント、Yahoo! ID、Googleアカウントでログイン=紐付けるかたちで開設も出来るので、都合の良い方法で進めましょう。
ビットフライヤーより仮登録のメールが届くので、メール無いに記載されている長いURLをクリックするか、「キーワード」をビットフライヤーの登録ページへ貼り付けると、次のステップへ移ります。
同メールには、アカウントへのログイン時に必要となる「初回パスワード」も記載されているので、大切に保管しましょう。
「ご登録いただきありがとうございます」の画面が表示されたら、各規約を熟読し、それぞれに同意する場合はチェック。そして「bitFlyerをはじめる」をクリックすると、正式にアカウントが作成されます。
アカウントは「ウォレットクラス」「トレードクラス」の2種類がある
ビットフライヤーでは、「ウォレットクラス」と「トレードクラス」という2種類のアカウントクラスがあり、トレードクラスの方が幅広い用途で活用できます。
ウォレット | トレード | |
---|---|---|
仮想通貨の預入・送付 | OK | OK |
仮想通貨の購入・売却 | NG | OK |
日本円の入金 | OK | OK |
bitWire・ビットコイン決済 | OK | OK |
Lightning (取引システム) |
Futures(先物)のみ | 現物、FX(信用取引)、Futures(先物) |
最大送付・決済額 | 10万円/7日間 | 上限なし |
仮想通貨を用いてLightningの現物取引やFXをしたり、海外FXやbitMEXなどの取引業者へビットコインを送付する場合はトレードクラスが必須となるため、必ずアップグレードせねばなりません。
個人口座の場合、以下の要件を満たせば自動的にトレードクラスへ昇格する仕組みです。
- ご本人情報のご登録
- ご本人確認資料のご提出
- お客様の取引目的などのご確認
- 転送不要の書留郵便のお受取
ではその具体的な方法を順を追って説明します。
本人確認情報を登録しよう
まずは、本人確認情報を登録します。後に提出する本人確認情報と一致しないと、トレードクラスにアップグレードできないので、念入りに確認しながら埋めていきましょう。
「登録情報を確認する」をクリックすると再確認を求められるので、問題なければ「ご本人情報を登録する」をクリックします。
取引目的や職業を入力しよう
続いて、取引目的や職業などを入力します。
「犯罪収益移転防止法」の改正により、本人の職業や取引目的の確認が義務付けられたため、外国の重要な公人やその親族か否か、職業(複数選択可)、取引の目的(複数選択可)の3項目に答える必要があります。
といっても、当てはまるもののみにチェックすればよいだけなので、戸惑うことはないでしょう。
本人確認書類を提出(アップロード)して、ハガキを受け取ろう
最後に、本人確認書類を提出し、登録情報に嘘偽り無いことを証明します。本人確認として使える書類はいくつかありますが、それぞれ注意点があるので、不備のないことを確認の上提出しましょう。
提出といっても、スマホのカメラで撮影してそれをアップロードするだけですが、以下の点に注意して下さい。
- 文字が鮮明に写っていて、ぼけていないこと
- 暗すぎ・明るすぎて読めないものはNG
- 画像に書類の四隅が収まっていること
確実なのは、自動車の運転免許証やパスポート、顔写真入りの個人番号カード=マイナンバーカードなど。
- 運転免許証:表面と裏面を提出。
- 日本国発行のパスポート:顔写真と住所が記載されているページを提出。
- 個人番号カード=マイナンバーカード:顔写真入りのものに限る。裏面は不要。
- 住民基本台帳カード:顔写真入りのものに限る。裏面は不要。
- 健康保険証・共済組合会員証(カード型健康保険証):必ず表面と裏面を提出。
- 紙型健康保険証:現住所が記載されているものに限る。
- 年金手帳:平成9年以降に発行されたもの。
- 福祉手帳::顔写真と住所が記載されているページを提出。
- 印鑑登録証明書:発行から6ヶ月以内のもの。
- 住民票の写し:発行から6ヶ月以内のもの。全ページを提出。
- 在留カード:表面と裏面を提出。
- 特別永住者証明書:表面と裏面を提出。
アップロードページより提出する書類の種類を選び、書類の写った画像ファイルを選択、「ご本人確認書類を提出する」をクリックします。
書類が承認されれば、ビットフライヤーから住所確認のためのハガキが発送され、それを受け取るよう促すメールが届きます。
書類提出から3日後、管理人の手元に簡易書留のハガキが届きました。これを本人または同居人が受け取ることで、ビットフライヤー側へ配達完了の知らせが届く仕組みとなっており、それが確認され次第、本人確認完了となります。
もし留守していた場合は、再配達をお願いして確実に受け取りましょう。
マイページにある「転送不要書留郵便のお受取」の項目は、到着後もしばらくは「発送済」のままですが、翌営業日には「受取済」へ変わり、「取引時確認」が「完了」となるはずです。
パスワードを自身の覚えやすいものに変えると良いかも
これはあくまでも任意ですが、パスワードを自身が覚えやすいものに変えておくと便利です。
マイページの設定から「パスワード変更」を選ぶと変更画面が現れるので、「現在のパスワード」の欄に登録時のメールに記載されている初回パスワードを貼り付け、その下のフォームに新しいパスワードを入力します。
英字大文字、英字小文字、数字、記号のうち最低2種類を混ぜる必要がありますが、誕生日や住所など他人が推測しやすいワードは控えて下さい。